誤嚥性肺炎からの介護食体験談

誤嚥性肺炎からの介護食体験談

約8年前義父が他界して、直ぐに義母の介護生活が始まりました。

食事が2日間全く取れずに病院に行ったら、腸閉塞とのことで緊急手術となり人工肛門!

次は、手.足のリュウマチが次第に悪化していき、やがて手の指が変形していきお箸も持てないような状況となり、食事はスプーンで摂食するようになりました。

両膝はリュウマチから人工関節となり介護ベッド上での生活となってしまったのです。子供の育児をしながらの、介護生活です。

しばらくは、精神的に苦痛でした。食事の準備も、家族とは別であり本人だけ介護食であり誤嚥しないように見守りながら、食事の介助を行っていました。

そんな矢先に、食事の途中に蒸せて咳き込み救急車で病院に運ばれ診察の結果診断名は
【重度肺炎】になり、意識がなくなり熱が38〜39℃の状態が約1週間続き主治医からは余命宣告までされました。

親族全員が集まり話をしていると突然、看護師の方から意識が戻りましたとの連絡があり、瞼が開いて目をキョロキョロさせはじめたのです。親族全員、唖然として驚きました。

それから、暫くは点滴のみの治療で過ごしそれからとろみの付いた食事が出されました。

介護食を食べる男性

介護は想像以上に大変だった

約3ヶ月入院した後、退院となり自宅に戻ってきたのですが一番の悩みは食事でした。

とろみのついた介護食を準備するだけで大変で、日々勉強していましたがもう限界だと思っていたところ介護食の宅配サービスがあることを知りました。

自宅周辺で介護食専門の宅配をされてあるところがあり、時間指定も可能でした。
それに、(どういった食事を本人さんが好まれますか?ご病気はありますか?)要望まで取り入れてくださるのです。

色々と、相談するうちに1食あたりのコストが思っていたより安かったので自宅で準備するコストと比較したら、断然宅配の方が安くてすみます。

便利であり、頭を悩ますことなく手軽で利用できて大変便利なところがメリットです。

介護食も我が家みたいに、とろみ食まで準備して頂き時間通りに宅配して頂く!これから、ますます高齢者社会が増加していく中で、介護食の宅配サービスには注目が集まっていくのではないでしょうか?

今、私もこの宅配のおかげで子供達が成長し安心して仕事と介護の両立ができております。

私の周りでも、身内の突然の病で介護生活となっている方には宅配サービスがあることを伝えています。特に、一人暮らしの高齢者の方にとっては利用者が増えつつあるようです。